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名前 愛宕塚(あたごづか)古墳出土品 [装飾付大刀]
分類 文化財
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指定文化財 府指定文化財
解説 愛宕塚古墳は、神立墓地の西側にある直径約22.5mの円墳で、南向きの両袖式(りょうそでしき)の横穴式石室です。石室の大きさは、全長15.7m、羨道部(せんどうぶ)8.7m、玄室部(げんしつぶ)7.0m、羨道幅2.1m、石室幅は奥壁で3.1m、高さは玄室で4.2mあり、大阪府下最大級です。盗掘を免れた副葬品(ふくそうひん)が多数検出されました。

【大刀について】
龍文銀象嵌鞘金具付捩じり環頭大刀(りゅうもんぎんぞうがんさやかなぐつきねじりかんとうたち)の鞘(さや)の金具で、天地を逆にして向かい合った2頭の龍と上下には蕨手文(わらびてもん)が描かれています。龍文銀象嵌の施された大刀は、亀山市井田川茶臼山古墳、高崎市綿貫観音山古墳、磐田市明ヶ島15号墳等で出土しています。
 また、捩じり環頭大刀とは、螺旋状にねじり銀箔を張った鉄製品を柄の頭部分に取り付けた刀で、羽曳野市峯ヶ塚古墳、斑鳩町藤ノ木古墳等、畿内周辺で多く見つかっています。
 こうしたことから龍文銀象嵌鞘金具付捩じり環頭大刀は、当時の畿内政権と地域との関りを示す資料といえます。

[平成7年12月13日指定]
種類 考古資料
時代 古墳時代後期
関連する文化財 愛宕塚古墳出土品[土器類]、愛宕塚古墳出土品[鉄地金銅張馬具類]
場所 歴史民俗資料館
所在地 八尾市千塚3丁目
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