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名前 恩智神社 卯辰祭供饌行事(うたつさいきょうせんぎょうじ)
分類 文化財
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指定文化財 市指定文化財
解説 毎年11月26日に行われる恩智神社の卯辰祭で供える熟饌(じゅくせん)を、11月24日につくる行事です。
 奉仕者たちが神社の御供所(ごくしょ)に集まり、その年に収穫されたもち米とうるち米の粉を使ってつくられます。もともとは新嘗祭(にいなめさい)の伝統を伝えたものです。

 【熟饌(じゅくせん)】
 調理された供え物のことです。もち米の粉は小餅と餅マガリに、うるち米の粉はこねて湯通しした後大豆を包み込んだオオブト、拍子木状のマガリ、棒状のバイシとよばれる団子に作られます。これらは油で揚げてから桶に納めて供えられます。
 【新嘗祭】
 天皇が、毎年11月、その年に収穫された穀物を天と地の神々にすすめ、これを食して感謝の意をささげる儀式のことです。古くは11月の第二の卯の日を祭日としていました。

[平成15年9月18日指定]
種類 民俗
時代 江戸時代
関連する文化財 恩智神社
場所 B地区
所在地 八尾市恩智中町5丁目
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